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ステンレス

ここでは一般的に入手性が良く、使い勝手が良く、多くの企業で使われてるとされている材料についてまとめます。JISの材料を見ると材料は数多くありますが一般に流れていないものもあるので、あくまでもこの材料を使っておけば、あまり問題が発生しない材料表です。材料の選定は結構時間をとってしまうので少しでも時間短縮の役に立てればと思います。

 ステンレス

耐力(N/mm2)・・・その力以上で引張らないと金属が永久変形しないという力量
引張強さ(N/mm2)・・・その物質が変形し、さらに力をかけて破断してしまう数値
硬さ(HB)・・・他の物質を押しつけ、その物質の変形に対する抵抗力の大きさの数値
 
種類 材料記号 用途例 耐力
(N/mm2
引張強さ
(N/mm2
硬さ
(Hv)
オーステナイト系 SUS303 一般機械部品 205 520 200
特性・特徴:
SUS304より切削性良 磁性:無し
板厚:4,5,6,8,9,10,12,15,16,18,19,20,22,25,28,30,32,
35,38,40,45,50,55,60
丸棒:下記参照※1

種類 材料記号 用途例 耐力
(N/mm2
引張強さ
(N/mm2
硬さ
(Hv)
オーステナイト系 SUS304 一般機械部品 205 520 200
特性・特徴:
一般的に広く使われている代表的なステンレス。
耐食性・溶接性・機械的性質が良好。 磁性:無し
板厚:0.3,0.4,0.5,0.6,0.8,1,1.2,1.5,2,2.5,3,4,5,6,7,
8,9,10,12,15,16,18,20,22,25,28,3032,35,40,45,50,55,60
丸棒:下記参照※1

種類 材料記号 用途例 耐力
(N/mm2
引張強さ
(N/mm2
硬さ
(Hv)
フェライト系 SUS430 住宅用機器など 205 450 183
特性・特徴:
耐食性・加工性には劣るが安価で一般的に広く使われている。 磁性:あり
板厚:0.3,0.4,0.5,0.6,0.8,1,1.2,1.5,2,2.5,3,4,5,6,7,
8,9,10,12,15,16,18,20,22,25,28,3032,35,40,45,50,55,60
丸棒:下記参照※1

①備考:種類の記号
・SUS304-HP
 SUS304:種別記号
 HP:熱間圧延鋼板(Hot Plate) 構造材に主として使用(CP:表面材として使用、B:丸棒)

②表面仕上げ記号
 HOT・酸洗:ざらっとしています。
 2B:やや光沢(つや)のある表面で、つるっとしている。厚さ6mm以下の板材
 BA:きれいな光沢のある表面で、400番研磨と同等
 HL:ヘアライン研磨。200番~250番程度の研磨材(砥材)を使って研磨したもの
 #400,#700,#800:バフ研磨(番号が大きくなる程鏡面に近づく)

※1
 丸棒:大抵のサイズは揃うと思いますが種類によってもサイズはマチマチになるので、メーカーにお問い合わせ下さい
③丸棒種類
 酸洗(SD):熱間製造、HOT材。熱処理後、酸洗い仕上げ。表面はざらっとしています。
 Φ8~φ20程度がメインサイズ (プラスマイナス交差)
 ピーリング(PM):熱間圧延後、黒皮を切削した光沢の有る表面です。コスト面や流通量も最も一般的。
 Φ8~メインサイズ (プラス交差-0)
 センタレス(CG・研磨):センタレス研磨仕上げにより、公差精度・真円度を高めた丸棒。
 Φ3~メインサイズ(h7級)
 引抜(CD・ミガキ):冷間引抜。高精度で表面は光沢が有ります。寸法精度は最も高い。
 Φ5~メインサイズ(h9級)

ステンレスのおはなし (おはなし科学・技術シリーズ)

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