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鉄鋼材料

ここでは一般的に入手性が良く、使い勝手が良く、多くの企業で使われてるとされている材料についてまとめます。JISの材料を見ると材料は数多くありますが一般に流れていないものもあるので、あくまでもこの材料を使っておけば、あまり問題が発生しない材料表です。材料の選定は結構時間をとってしまうので少しでも時間短縮の役に立てればと思います。

 軟鋼・硬鋼

降伏点(N/mm2)・・・ その物質が変形する限界の力の事。それ以上の力をかけると変形してしまう数値
引張強さ(N/mm2)・・・その物質が変形し、さらに力をかけて破断してしまう数値
硬さ(HB)・・・他の物質を押しつけ、その物質の変形に対する抵抗力の大きさの数値

種類 材料記号 用途例 降伏点
(N/mm2
引張強さ
(N/mm2
硬さ
(HB)
一般構造用圧延鋼材 SS400 一般機械部品 40超※:215以上
16~40:235以上
16以下:245以上
330~430
(34~44kgf/mm2)
112
特性・特徴:
加工性、溶接性がよく汎用性に優れた材料。(但し溶接の場合、残留応力が残るので強度は落ちます。)熱処理はしないのが一般的です。
平鋼:6,9,12,13,14,16,19,22,25,28,32,35,38,42,45
角鋼:9,13,16,19,22,25,32,38,44,50,65,75

種類 材料記号 用途例 降伏点
(N/mm2
引張強さ
(N/mm2
硬さ
(HB)
ミガキ棒鋼
 (冷間引抜)
SS400D 一般機械部品 40超※:215以上
16~40:235以上
16以下:245以上
330~430
(34~44kgf/mm2)
112
特性・特徴:
精度・面粗度が良好で、そのまま又は僅かな切削量で使用できる。
丸棒:2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,
19,20,21,22,23,24,25,26,27,28,29,30,31,32,33,34,
35,36,37,38,40,42,43,44,45,46,48,50,55,60

種類 材料記号 用途例 降伏点
(N/mm2
引張強さ
(N/mm2
硬さ
(HB)
機械構造用炭素鋼鋼材 S45C 一般機械部品 H:490
N:345
H:690
N:570
H:240
N:203
特性・特徴:
一般的に広く使われている炭素鋼。熱処理によって機械的性質が変わる為、機械的性質は参考値とする。
丸棒:4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,
22,23,24,25,26,27,28,30,32,34,35,36,38,40,42,44,45,
46,48,50
降伏点 H:焼入れ焼戻し N:焼きならし

種類 材料記号 用途例 降伏点
(N/mm2
引張強さ
(N/mm2
硬さ
(HB)
クロムモリブデン鋼鋼材 SCM435
SCM440
強度を要する
一般機械部品
785
835
930
980
280
315
特性・特徴:
S45Cと同様な特性、特徴
丸棒:4,5,6,7,8,9,10,11,12,12.7,13,14,15,16,17,18,
19,20,21,22,23,24,25,26,28,30,32,34,35,36,38,40,42,
45,50,55,60

 鋼板

種類 材料記号 用途例 降伏点
(N/mm2
引張強さ
(N/mm2
硬さ
(HB)
冷間圧延鋼板 SPCC 板金部品 >270
特性・特徴:
一般用(標準調質)
板厚:0.6,0.8,1.0,1.2,1.6,2.0,2.3

種類 材料記号 用途例 降伏点
(N/mm2
引張強さ
(N/mm2
硬さ
(HB)
電気亜鉛メッキ鋼板 SECC 板金部品
特性・特徴:
一般用
板厚:0.6,0.8,1.0,1.2,1.6,2.0,2.3

備考:種類の記号、調質記号、表面仕上げ記号等の表示例
①SPCC-SD
 SPCC:種類記号(冷間圧延鋼板)
 S:調質区分(S:標準、A:焼鈍 8:1/8 4:1/4 2:1/2 1:硬質)
 D:表面仕上げ記号(D:ダル仕上げ B:ブライト仕上げ)

②SECCーP O E16
 SECC:種類記号(電気亜鉛メッキ鋼板)
 P:化成処理の記号(M:無処理 C:クロム酸処理 P:燐酸処理)
 O:塗油の種類及び記号(O:塗油 X:無塗油)
 E16:亜鉛の目付量(E16:亜鉛の目付量(片側)16G/m2


鉄鋼材料選択のポイント (JIS使い方シリーズ)

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