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3D-CAD

3次元CADでは「ハイエンドCAD」「ミッドレンジCAD」の大きく2種類に分かれます。大きな違いは価格と性能です。(「ハイエンドCAD」=高額、「ミッドレンジCAD」=安い)
「ハイエンドCAD」は主に、航空、自動車業界で採用されるケースが多く、「ミッドレンジCAD」は家電、アミューズメント、中小企業で採用されるケースが多いです。各CAD間におけるモデルの互換性は変換ファイル形式(iges、parasolid、step等)で出来ますが、3次元CADで重要な要素は履歴(ツリー)を重視する企業が多いようなので、一般的に業界や取引企業に合わせた変換ファイルの必要が無いCADの選定になります。
最近では「ミッドレンジCAD」でも機能が多様化してきていますが、実際に使える機能に制限があったりする場合が多々ありますので、CAD選定の際には比較表による選定は多少の危険性があります。必ずベンダーに言ってCADを実際触らせてもらいましょう。また、同じCADでもベンダーによって価格も違いますので、ベンダー1社だけではなく、複数のベンダーに話を聞くのが良いと思います。

以下は代表的な「ハイエンドCAD」「ミッドレンジCAD」となります。

「ハイエンドCAD」

 Pro/ENGINEER                      ※3次元CAD利用技術者試験 使用推奨ソフト

アメリカのParametric Technology 社(PTC)が開発した3次元CADソフトです。主に面の集まりで3次元を表現するソリッドとして使用します。速さと拡張性には定評があります。
世界No1のシェアを誇ります。

 CATIA                         ※3次元CAD利用技術者試験 使用推奨ソフト

フランスのDassault Systemes 社が開発した3次元CADソフトです。特徴として上げられるのは面の集まりで3次元を表現するソリッドと曲面によって3次元を表現するサーフェスを対応しています。

 NX                           ※3次元CAD利用技術者試験 使用推奨ソフト

I-DEAS(アイディアス)とUNIGRAPHICS(ユニグラフィックス)が統合しNXとなりました。UNIGRAPHICSの特徴であったサーフェスと、I-DEASの解析機能を充実させたCADとなり、業界トップクラスの適用範囲を持つ統合アプリケーション群となりました。

「ミッドレンジCAD」

 SolidWorks                       ※3次元CAD利用技術者試験 使用推奨ソフト

フランスのDassault Systemes 社の子会社であるSolidWorks社が開発した3次元CADソフトです。動作環境はWindows系ベースの為、入りやすいのと多機能な事が重なりハイエンドCADが入れられない中小企業をメインとして普及しています。又、データ互換性が多様な為データ変換用に導入している所もあります。

 Solid Edge                       ※3次元CAD利用技術者試験 使用推奨ソフト

Unigraphics Solutions社の3次元CADです。2次元から3次元への移行の際の操作概念の違いによる問題に対して、Solid Edgeはヒストリ・ノンヒストリモデリングを統合したSynchronous Technology(シンクロナス・テクノロジー)により、適材適所のモデリング手法を提供しています。ICAD/SXと同様に2次元CADからの移行のし易さがあります。

 Inventor                        ※3次元CAD利用技術者試験 使用推奨ソフト

アメリカのAutodesk社が開発した3次元CADソフトです。なんといっても2次元CADのシェア率が高いAutoCADの3次元版といった事があり、AutoCADユーザーが3次元CADの導入を検討する際にとっつき安い要素となっています。AutoCADのデータと完全な互換性があり、3次元設計に移行可能となっています。

 ICAD/SX

富士通の子会社「デジタルプロセス株式会社」が開発する3次元CADです。機械・装置設計に最適なCSGソリッド技術の採用により、世界最速レスポンスを実現。大規模アセンブリ上でもサクサク動きます。また2次元CADの延長で使えるので3次元CADの以降に踏み切れない方にも入りやすいです。


   
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